妊娠初期

いつから始まるの?つわりの時期とは

嘔吐してしまう

よくドラマなどで急に気持ち悪くなり、トイレで嘔吐してハッとする場面を見かけます。
妊娠したかもしれないという象徴的な場面を表す方法としてストーリーのなかで表現されています。

妊娠の初期症状は異なりますが、つわりは多くの人が体験する妊娠初期の症状です。
つわりの重さは異なりますが、においで気持ち悪くなる人、何かを食べてしまうと
はいてしまう人など嘔吐のきっかけは異なります。

重症化してしまうと、体を動かせない、脱水症状になってしまう人もいます。
脱水症状になると、母体の血液量も減り胎児に必要な血液を送り込み事ができなくなります。

水すら摂取してもすぐ嘔吐してしまう場合は速やかに病院に行きましょう。

脱水症状を抑える為に必要な栄養素を含んだ点滴を体内に強制的に入れる事ができます。
自分の判断で無理をしないように、つわりがつらいと感じた場合は病院に電話したり、
診察を受けて早く正しい処置と受けましょう。
人によって症状が違うつわりは、なぜ起きるのでしょうか。

つわりが起こるわけ

つわりは人によって症状は異なり、重症化する人も言えばほとんどない人もいます。
つわりが起こる原因はいろんな説があります。

妊娠中は黄体ホルモンと呼ばれるホルモンの分泌量が増え、
ホルモンバランスがとりにくくなります。その反動でつわりが起こると言われています。
また未熟な胎盤や赤ちゃんを体が認識できず、異物と勘違いして排出しようとして
つわりが起こるという説もあります。

つわりが起こる時期は妊娠初期の間で、安定期になるとおさまる人がほとんどです。
それは最も流産しやすい時期に無理に体を動かしたりさせず安静させる為にもつわりがあるとも言われています。

つわりが起こる理由は、化学的にはっきりとわかっていませんが、
ほとんどの人がつわりか一過性の物なので、無理をせず周りのサポートを受けて過ごすようにしましょう。

つわりの時期

つわりが始まったと感じた時期で最も多いのが妊娠2ヵ月から4か月の間です。
妊娠2か月目と言えば妊娠5週目あたりで、妊娠検査薬で陽性反応が出た時期か
病院で妊娠が確認できた頃に当たります。

妊娠を自覚し、確定されたころからつわりが始まる人が多いと言えます。
その後つわりは安定期に入るまで継続的に症状が続く人が多いです。

つわりの症状が酷い人ほど、いつまでこの状況が続くのか不安になる人もいるでしょう。
安定期に向けて徐々に症状も軽くなり、食欲回復や体を動かしやすくなります。
ごくまれに出産直前までつわりの様な症状が続く人もいます。