妊婦と生活

妊娠中に陥りやすい気持ちの変化とは?

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受け入れること

妊娠中は様々な変化を受け入れなくてはいけません。
今まで当たり前のようにしていたことも、控えるか辞めなくてはいけない場合もあります。
それらが不満や不安な気持ちへと変えてしまいます。

例えば毎日お酒やたばこを吸う人は、胎児への影響から止めなくてはいけません。
また転倒してお腹に衝撃を与えない為にヒールをはかない方が良いと注意されます。

髪を染めるのをあきらめたり、ネイルやまつ毛パーマなどのおしゃれに関しても
いままでの様に楽しめなくなってしまいます。

自分が楽しみにしていたものを我慢しなくてはいけないのは、とても精神的に苦痛な事です。
化粧や着替えをする気になれず、家の中で引きこもってしまう妊婦さんも多いです。
人と接する事も少なくなり社会から疎外された気分になってしまう妊婦さんも多いです。
物事を前向きに考える事ができず、うつ状態になってしまう人もいます。

母になれるのか

初産の人が特に不安に思うのは、自分は母親になれるのかどうかという事です。
自分のお腹がどんどん大きくなるにつれて、母親として子育てできるのかという不安を感じるようになります。

実家が遠い人や昔からの知り合いが側にいない人などは、妊娠生活を一人ですごさなければいけません。
周囲に頼れる人がいないママほど不安に陥りやすいと言えます。

一人で何とかしなくてはいけないというプレッシャーと何が起こるか分からない不安、
夫が父親として協力してくれるのかなどという不安が生まれます。
不安な事はなるべく吐き出せる場を作り、夫婦でどのように協力していくのか話し合うようにしましょう。

出産への不安

初産の人でも経産婦の人でも臨月頃になると出産への不安が出てきます。
人によってお産のつらさも異なります。

スムーズに出産できる人もいれば、長い陣痛に耐えながらも帝王切開に切り替えなくてはいけなくなる場合もあります。
陣痛促進剤や帝王切開でなければ、いつ産気づくのか分からず不安に思うでしょう。
痛みや無事生まれるのか不安になり、引きこもってしまう人も多いです。

臨月になると出産に向けて積極的に動くように指示されます。
独り身で動ける貴重な時間なので、散歩をしたり美味しい物を食べたり、
友達と会ったりなどリフレッシュする時間を確保して気分転換しましょう。

なるべくリラックスをして出産までの時間をすごし、いつでも赤ちゃんを迎えられるように準備しておきましょう。
臨月になると毎週検診をうけるため、不安に思う事は医師に相談して出産に臨みましょう。